ABC197参戦記
はじめに
2021年3月27日21:00-22:40 ABC197に参戦しました。
結果は89分42秒3完ノーペナ 3316位/7885人中でパフォーマンス736、レーティングは前回862から12下がって850でした。
A問題
3文字の文字列の1番目を3番目に移す問題です。
あまりうまい方法を思いつかずs[1],s[2],s[0]の順に出力しました。
2分05秒。
B問題
H*Wのグリッドに障害物が置かれていて(x,y)から見通せるマスの数を数える問題。
よくあるパターンで素直に実装。サンプルを試して8分27秒通算10分32秒はまずまず。
#include <bits/stdc++.h> using namespace std; typedef long long ll; #define rep(i,n) for(int i=0;i<n;i++) typedef pair<int,int>P; char c[110][110]; int main(){ int h,w,x,y; cin>>h>>w>>x>>y; x--; y--; string s; rep(i,h){ cin>>s; rep(j,w){ c[i][j]=s.at(j); } } int ans=0; for(int j=y;j>=0;j--){ if(c[x][j]=='.') ans++; if(c[x][j]=='#') break; } for(int j=y+1;j<w;j++){ if(c[x][j]=='.') ans++; if(c[x][j]=='#') break; } for(int j=x;j>=0;j--){ if(c[j][y]=='.') ans++; if(c[j][y]=='#') break; } for(int j=x+1;j<w;j++){ if(c[j][y]=='.') ans++; if(c[j][y]=='#') break; } cout<<ans-1<<endl; return 0; }
C問題
長さ20までの数列Aを1つ以上の区間に分け,各区間のビットORの全ての値のXORの最小値を求める問題です。
未だにビットOR、XORの演算に慣れていない上、数え上げの方法をすぐに思いつけず、いったん飛ばしてD問題に進みました。D問題で詰まって戻ってきて解き切りました。
数え上げはN-1個の仕切りをbit全探索で試す方法でよさそうです。
仕切りがでてくるまでbitOR演算で各区間の値を計算し,仕切りがでてきたらvectorにストックしておいて,最後にすべてのXORを出し,最小値を更新していく方針でときました。
ビット演算に慣れていないこともあり,バグ取りに手間がかかりましたが,なんとか解ききれてほっとしました。
79分10秒 通算89分42秒 20分ぐらいD問題を考えていたので実質60分くらいでした。
提出コード
#include <bits/stdc++.h> using namespace std; typedef long long ll; #define rep(i,n) for(int i=0;i<n;i++) typedef pair<int,int>P; ll a[20]; int main(){ int n; cin>>n; rep(i,n) cin>>a[i]; ll maxans=10000000007; ll tempans=0; ll totalans; for(int i=0;i<(1 << (n-1));i++){ vector<ll>vec; tempans=a[0]; for(int j=0;j<(n-1);j++){ if(i & (1<<j)){ //cout<<i<<" "<<j<<" "<<tempans<<"%"<<endl; vec.push_back(tempans); tempans=a[j+1]; //cout<<tempans<<"#"<<endl; } else{ tempans=(tempans|a[j+1]); } } //tempans=(tempans|a[n-1]); vec.push_back(tempans); //cout<<vec.size()<<" "<<tempans<<endl; totalans=vec[0]; for(int k=1;k<vec.size();k++){ //cout<<vec[k]<<"#"<<endl; totalans=(totalans^vec[k]); } //cout<<totalans<<endl; maxans=min(maxans,totalans); } cout<<maxans<<endl; return 0; }
D問題
幾何問題です。久しぶりの印象。
図形的なイメージはできましたが解き切ることができませんでした。
時間内に思いつけなかったのは中心点から回転させる,というところです。
これが思いつけば,回転行列をつかって解くことに思い至れたと思います。
コンテストが終わった後で回転行列についてぐぐって解くことができました。
親子競プロ
今回は親子そろって冷えましたが息子は4完でこのところ負け続けてます。
どこかで一矢報いたいなと思っています。
おわりに
3連続で冷えてしまいましたが,冷えた回にこそ成長のカギがあると思います。
今回の問題も4完は手のとどくところにあるように感じました。
多少時間がかかるかも知れませんが今の努力を継続すれば水色になれるはずです。
引き続きがんばります。